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確かに、お説教には敬語が似合うんだけれども
今日、久しぶりにおちびから敬語で話しかけられた。
敬語だよ敬語。
おちび4歳の敬語。
「おかーちゃん、お話があります」
漂ういやな予感。
「おかあちゃんは、お仕事ばかりしています」
そうですね。
「このごろ遊んでくれません」
忙しいからね。
「公園も行かないです」
お天気悪いから。 ※6月の梅雨時期の話です。
「ぎゅーもしてくれません」
それは毎日しています。
「たりません」
そうかなぁ……。
「おかーちゃん、おちびがかわいくないの!?」
そういう問題じゃ……仕事しないとごはん食べられないし……。
「そういうことを言うなら、もう遊んであげません!」
えー。えー?
一瞬、将来のおちびの姿が透視できたような気がした。
将来のおちびの夫よ、がんばれ!がんばるんだ!!
いやその前に結婚しないでおうちに居そうだな、おちび。それもいいな。なんでもいいや。ウフフフフ……
…って、遠い将来を見て現実逃避。
まだ当分忙しいから、おちびのご機嫌が悪い日が続く予定。
当たり障り無くのらりくらりとかわすと、おちびがますます怒る悪循環。
だいたい言い出したらきかないんだから、おちびの気が済むまで遊ぶしかないのだ。
どこで覚えたのかなぁ、怒ってるときは敬語だなんて……。
言っておくけど私じゃない!断じて私じゃない。
4歳相手に敬語で怒ったりしないし、だいたい、どちらかというと敬語じゃなくて「ふざけんなコラ」タイプだよ私は。