仕事と育児をどう両立していますかと聞かれても
シングルマザーなんですよね?仕事と育児、どう両立していますか?
私はシングルマザーでございます!と方々で言っているので、うまく家庭を仕事を両立させるコツのようなものを聞かれることが増えてきました。
たぶんそれだけ、私の仕事っぷりがスマートに見えるんですわねオホホ、とありがたく考えております。
オホホホホ。
とはいえ、コツをきかれるだけでなく、人前で話してほしいとか、講演だとかいう話になってきますと、これはもう全く別の問題。
私にはそんなものは無理なのでございます。
仕事の〆切は守る。
子供の世話はしなければならない。
両立?時間は有限なの、知ってる?
別に掃除なんか、しなくても死なないから大丈夫。
間に合わないなら、寝ないで仕事すればOK。
力業です。
スマートな両立なんて無理。
世の中パワーです。
POWEEEEEEEEEEEEERRRRRR!!
「シングルマザー」は魔よけの呪文
私がシングルマザーでございます!と方々で言っているのは、「仕事と家庭を両立しています」と言いたいわけではないのです。
「仕事で出会う人から恋人募集中ってこと?」というなかなかな質問をサバサバ系な方から頂いたことがありますが、これもはずれ。不要です。
ご依頼いただいてしばらくしてから、
「シングルマザーだと分っていたら頼まなかったのに」
というクレームのようなものを頂くことがありました。
行政書士の業務では、お客様の言いなりになるのではなく、法令に沿うようにお客様に助言することがあります。
それを無理やり、自分の良いように申請させようとして、いろいろと言ってくる方がいます。
シングルマザーであることは仕事の内容に関係ない話なので、それでどうにかなることは無いのですが、
「シングルマザーだから云々」
というクレームの対応がとても面倒だったので、魔よけとして予め、シングルマザーだとお分かりいただけるよう、方々に表示することにしました。
お互いに距離がとれるほうが平和です。
おかげさまで、
「シングルマザーだと分っていたら頼まなかったのに」
という方はいなくなりましたが、こんどは
「シングルマザーだと生活が大変でしょう?ここまで値下げしてくれたらオタクに仕事出すけど、どうする?」
と、大幅値下げを提示してくる人が出るようになりました。
いろいろな人がいるんでございます。
暴言派よりは大幅値下げ派のほうがいいかな?断るだけですから。
え?仕事いらないの?ほしいんじゃないの?と驚かれますけど、ご依頼をお受けするのが無理なものは無理なのでございます。
寄る年波と戦いつつ
POWEEEEEEEEEEEEERRRRRR!!
といっても、もう40代半ばですので、完全に寝ないで仕事するのも無理が生じるようになってきました。
ミスが多発しますし。
なので、力業ですべての完璧を求めるのではなく、手を抜けるところはとことん抜いて、仕事だけはしっかりやって、仕事がひと段落したところで手抜きしたあれこれをカバーする。
果てなく、この繰り返し。
子どもが大きくなればもう少し楽になるさと思いつつ、今日もPOWEEEEERRRRRで乗り切ります。