開業当初に買ったものリスト
前編に引き続き、行政書士事務所開業当初に買ったものと所感をまとめます。
プリンターやFAX等、失敗談が付きまとう前編と比べると、後編はあっさりまとまる予定です。
↓念のため今一度、開業時に買ったものリスト。
- 職印
- レーザープリンター
- FAX兼電話機
- 机(椅子はもらった)←ここから後編スタート
- 名刺
- 封筒
- 看板
- 書棚
- 金庫
- WEBサイト
- 事務用品各種
机
一番最初に出しているイメージ画像の机、あんな机にしましょう。
天板付近に背板(机の向こう側側面の板)がついていないのがいいです。これがとても大事なことです。
というのも、最近はデュアルディスプレイ(ディスプレイ2個使い)が広く普及しています。
トライアル(3個使い)やクアドラル(4個使い)もあり得るし、とにかくディスプレイ1つだけよりずっと作業のスピードがアップします。
ディスプレイなんてさほどの金額じゃないものがたくさんあるから、ここはぜひ投資してみてください。
ディスプレイを複数つけるというと、アームにディスプレイを取り付けることが多くなります。
このアームは万力(クランプ)で机の天板に取り付けるのが通常です。
だから、背板があると取り付けが難しくなってしまいます。
スタンド型のディスプレイアームもあるけれど、選択肢が非常に狭まります。
さらに贅沢を言うと、電動式で高さを買えられる机がいいです。
ずっと座っていると疲れるから、スタンディングデスクを導入している人が周りにちらほら増えてきました。かく言う私もスタンディングデスク派です。
尤も、私は電動ではなくて、既存の机に25cm角の小型カラーボックスを倒して載せて高さをアップし、その上にオーダーした天板をのせ、複数個所を万力で固定して使っています。
というのも、新しい机を買って1ヶ月ぐらいでスタンディングデスク化を思い立ったものだから、机がもったいなくてついつい。で、そのまんま……。
名刺
名刺は勿論、自分で作りました(デザイン業務もしているので!)。
最初はとにかく記憶に残るデザインにしました。
名前、事務所名をとにかく印象に残します。
ただし、絶対に下品にしないこと。
これが私流です。
仕事柄、交流会やら行政書士会の懇親会やらで政治家さんとよく名刺交換しましたし、政治家さんは日頃から名刺交換しまくっておられるのでしょうけども、それでも何人かの方から
「この名刺見て思い出した!何回目ですっけ?」
などと言われた程度に記憶に残るデザインです。
記憶されることは大事です。
今はちょっとフェーズが変わったと思うので、事務所名が記憶に残る名刺にしています。
封筒
封筒を、事務所内で印刷すべきか、印刷工場に発注に出すか、どんな紙の封筒にするか?
数年考えてきましたが、結論は、以下のとおりです。
「長型3号」封筒は、士業としての堅さを印象付けるために紙はホワイトにして、印刷は事務所内でしています。
レーザープリンターで十分に印刷できるサイズですし、うちのような小さな事務所だとさほどの数量を印刷するわけでもないから、これで十分。
最近は郵便でのやりとりも減ってきました。
一方「角型2号」封筒、こちらは当事務所のA4サイズレーザープリンターだと、ぎりぎり印刷できないサイズになります。
事務所内にはA3インクジェットプリンターもあるのですが、手差し印刷が苦手で、若干曲がってしまうのです。
そもそもインクジェットプリンターの印刷って、細いラインが若干にじんでしまい、あまりきれいではありません。
雨が当たるとにじみますし。
まず、封筒のような紙質で、文字をくっきり見せたいときには不向きです。
そんなわけでつい一昨年まで、角型2号封筒は白いものをホームセンターで購入して、左下にレーザープリンターで印刷した事務所名ラベルを貼っていました。
印刷工場に注文しても良かったのですが、ある程度の数量で注文しないと割高になるし、ぎりぎり数量を減らしたとして300枚か……300枚の角2封筒なんて、何年で使い切るでしょう?
紙の使用期限は特に区切られているわけではないのだけど、紫外線で変色して劣化していくから、長らくデザイン業界に居た(今も居る!)私としては、だいたい3年を目安だと考えています。
でも、角2封筒ってあまり使わないのです。
特に昨今、普通郵便が何日もかけて配達されるようになったので、角型2号封筒で郵送するぐらいならレターパックライトやレターパックプラスを使います。
角2封筒って重さが重くなることも多いし、封筒の印刷代と切手代を考えると、レターパックライトのほうが割安になりがちです。
そんなわけで一昨年の5月、50部印刷を発注してみました。
1年経過した昨年5月で、33部残っていたと記録してあります。
そこからさらに一年と5カ月経過した現在、まだ10部残っています!
注文は50部ずつがちょうどいいのかもしれません。
50部だとさすがに経済ロット(単価がぐっと下がる数量)とは言い難いので、今後どうするか思案中。
看板
行政書士事務所は、外部から見える場所に看板を設置しなければなりません。これは絶対です。
うちは賃貸の事務所で、建物の入り口に看板を設置するところがあり、大家さんにお願いすると設置してもらえるからそうしています。
あと玄関ドアにマグネットで事務所名が入った看板を貼りつけています。
まとめ?
…と、こんな程度で、いかがでしょう。参考になるでしょうか。
書棚や金庫は、参考になりそうなことが特にないので省略します。