行政書士業界の地方と都会(東京?)の違い3つ

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こんにちは!トマト行政書士事務所の菊地です。

行政書士業界、地方と都会とでは状況が大きく違います。
私は、行政書士としては新潟市(地方、政令指定都市)で開業しているのだけど、東京や近隣県からのご依頼もあり、そちらへ出張して仕事することもまれにあります。
新潟県が広すぎるから、新潟県を飛び出すことは少なめでしょうか。
あとはSNS等を通じて、全国の同業者との交流もあります。

そうした中で感じた「行政書士業界の地方と都会の違い」を3点まとめたので、ご参考にどうぞ。

開業するにあたって、
「都会の先生の話を参考にしたけれど、地方では通用しなかった!」
といったことが回避できますように、参考にしてみてください。

目次

業務量の多さ

全体的な仕事の案件の量は、ダントツで東京が多いのです。圧倒的と言えます。
行政書士法人も、主に都市部に集中しています。
膨大な案件があるから、法人化組織化したほうがいいのでしょう。

どうしても、希少で高度な知識が必要な案件は都市部(東京)に集中しがちです。
地方はそもそも案件数が少ないので、確率の問題ですね。
例えば大企業が発注するような案件であれば、東京に本社があることが多いわけだから、当然東京の行政書士事務所が受注することになるでしょう。

もちろん、案件によって、そまたの分野によって状況が異なります。
例えば、個々人からのご依頼が多い在留(ビザ)分野の業務であれば、地方でもそれなりの質・量の案件が発生するし、高度な知識を要する案件も当然発生します。
また、地方だからこその許認可等もあって(農地転用等)、ローカル色豊かな審査が行われることもあり、地方こそ難易度高めになることもあります。
そんなわけだから一概には言えないけれど、とにかく、業務量がダントツで多いのは間違いなく東京です。

言い換えると、くいっぱぐれにくいのは東京、専門特化しやすいのも東京。
例えば新潟県内にも、建設業などいわゆる「王道」許認可で専門特化している行政書士の先生は実際おられるわけだけど、通常はどうしても、あれもこれも頼まれたらやるスタイルになりがち。
案件数が少ないから、専門特化して「それ以外は受けません」というわけにいかないのです。

地域密着性

「田舎はどこで誰が何を買ったかまでチェックされている」というのは、聞いたことがあると思います。

新潟市は政令指定都市なので、さすがにそういうレベルではありませんが、同業者・他士業者の評判がすぐに駆け巡るのは間違いありません
そもそも、行政書士の業務市場は、さほどの額ではありません。
例えば弁護士さんの業務市場規模は1兆2000億円程度とされているけど、行政書士は300億とも400億とも言われており、全然規模が違うのです。
当然、発注元も限られます。
だから、ひどい対応や悪い仕事ぶりは、すぐにお客様同士で話が伝わりがちですし、同業行政書士の耳にも入ってきます。
だからといって仕事を干されるというほどではないかもしれないけど、噂が広まりやすいのは間違いありません。

東京は、案件量が多いので、誰が何をしたなどということがそこまで伝わらない印象です。
周りになかなか「知り合い」が居ないでしょう?きっと。
私も前職ではデザイン業界ですが都内で仕事をしていたことがありました。
そのころの経験からしても、多少まずい仕事をしても、努力すればまだまだ挽回できそうに思うのです、東京なら。
一方、新潟だと、大きな失敗をした人を雇うかと言われると、どうでしょうか……噂は既に知っていて、そのうえで雇うかどうするか?ということになりそうです。
市場規模が大きいってそういうことなのです。

報酬

業務量が多い東京。
当然行政書士事務所は多く、競争が激しいわけで、価格帯を見ると極端に高い事務所(=おそらく高度なサービスを提供している事務所)と、極端に低価格な事務所(=おそらく効率的で薄利多売な事務所)は、都市部にある印象です。

地方は、業務量が少ないこともあって、真ん中の価格帯、平均的な価格帯に落ち着いている事務所が多い印象です。

これはどちらがいいという話でも無いように思います。

まとめ)地方と都会の違いは

行政書士として独立した目的が「くいっぱぐれない」ことなら、東京が有利な印象です。
専門特化して、高度な案件をするか、薄利多売戦略にするか、選択することができるでしょう。
いずれにしても業務量が豊富ですし、経験を積みやすいのも東京でしょう。

地方は地方として、また別の戦略が必要なように思います。
専門特化している行政書士も実際いますし、そもそも行政書士なんて業務が幅広いので何でもかんでもやるのは無理だと思うけど、とはいえ、都市部ほど専門特化できる環境ではない。
頼まれたらある程度は間口を広げて対応するのが通常と言えます。

だから気を付けてほしいのは、あなたが参考にする行政書士は、あなたの開業地と同じ環境か?ということ。
地方で開業を計画している人が、都市部の行政書士の話を参考にしてそっくり真似してみても、うまくいくとは思えません。
ぜひ、地方か都市部か?どういう環境なのか?に気を付けて、参考にする行政書士を探してみてください。

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この記事を書いた人

きくちのアバター きくち トマト行政書士事務所 代表

新潟市在住。トマト行政書士事務所代表。
家族はおちびと犬2匹、クサガメ1匹。

1日の移動距離が30km程度までならクロスバイクで移動。
それ以上は自動車で、新潟県内外を走り回り中。

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