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タフなおちび
予想通りおちびの病児保育ライフは1日で終了。
翌日から通常どおり、保育園へ復帰。
だって、おちびは健康で丈夫なのだ。
冬の最中にへそ出して寝ても、お腹を壊さないぐらい丈夫。
熱だってすぐに下がる。
病児保育が好きで好きでしょうがないおちびは、やっぱり落ち込んだ。
帰り道、明日はいつもどおりに保育園だよ、といったら、
「えー、なんでー?」と不満そう。
そりゃー、おちびが元気だからだよ。
うーん、以前と同じように「また熱が出たら病児保育いけるよ!」なーんて慰めるといけない。
またがんばってヘソ出して寝るような気がする。
さてさて、なんて言ったら納得するのかねぇ…
…と悩んでいたら、おちびが「今日は特別だよね」とウキウキ口調で言い出した。
うーん、いやな予感。
特別って何が?
「だって、明日から普通の保育園にいけるんでしょー?じゃぁ、今日は特別だからー、ごほうびにー、お寿司たべたーい!」
う、う、うん…まぁ、泣いて落ち込まれるよりはいいか…ここで折れてお寿司食べに行っちゃう私は甘やかしすぎなんだろうか…悩みつつお寿司食べて帰った。
うちのおちびは、素直で健やかで、タフだ。
転んでもただでは起きない。