仕事を取るなら、WEBサイトを作ろう

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こんにちは、トマト行政書士事務所の菊地です。
今日は、WEBサイトの必要性について。

「別にFacebookだけでもいいんじゃ…」
とか、
「WEBサイト作っても全然意味ない。集客なんてできなかった」
「SNSやってるからそれで充分」
「WEBサイト作らないとだめですか?」
という質問をよく受けるのです。

でも、もしも本気で行政書士事務所をやりたいと思っているなら、WEBサイトは作りましょう。

目次

WEBサイトがあると、仕事がとりやすくなる

あなたの事務所のWEBサイトは、あなたがどういう仕事が可能なのかをお客様に説明するカタログのようなものです。

今やWEBサイトを持っているのは当然の時代です。
名刺交換をした後で、名刺にURLが載っていなくても

お客様

依頼する前に事務所を検索してみよう

お客様が検索をしてみるのが当たり前です。

余談だけど、許認可で、役所の審査官が申請者(法人)のホームページを検索するのもごく当たり前です。

さてさて。
ここでWEBサイトがなかったら、せっかくの仕事のチャンスを逃すでしょう。
名刺に書いてあることだけでは、事務所(=あなた自身)の背景がわかりません。

WEBサイトは、事務所が実際にあること・実際に営業していることを証明してくれる、営業資料のひとつです。
無いよりはあったほうが、お客様から信用してもらいやすいでしょう。

WEBで集客というより、名刺の詳細説明程度で

相談者さん

WEBサイト?一応あるけど、WEBサイトなんて作っても全然意味ないよ。集客なんてできなかった。別になくてもいいんじゃない?

こんなことを言う行政書士も、いるかもしれません。
勿論、個々人の判断が分かれるところでしょうから、「絶対にWEBサイトがあったほうがいい!」とは言いません。
ただ、WEBサイトは、その作りによって、目的が分かれます。
一般の人には同じように見えるかもしれないけれど、

1.WEBサイト単体で集客できる能力があるもの→営業マンタイプのWEBサイト。業者に依頼したほうがいい。製作費は若干高額だが、営業マンとして働いてくれる存在。

2.事務所紹介のWEBサイト→カタログタイプのWEBサイト。集客能力はさほど高くない。勉強して自分で作ってもよいかもしれない。

という具合に、大きく分けて2タイプのWEBサイトがあります。

よくWEBで集客!なんて言われるのは、「1」営業マンタイプのWEBサイト。
でも多くの行政書士事務所や通常の中小企業が持っているのは「2」カタログタイプのWEBサイト。
営業マンの代わりに積極的に集客してくれるようなサイトは、それなりにお金をかけなければならないし、きちんと業者に頼んで作ってもらいましょう。
上に出てきた「全然効果が無かった」という先輩行政書士は、営業マンタイプのWEBサイトを期待していたのに、カタログタイプのWEBサイトを作ってしまったのかもしれません。

今ここで私がおすすめしているのは、最低限、比較的安価に持てるカタログタイプのWEBサイトを持つことです。

名刺を交換して、さてちょっと興味があるからと事務所名をWEB検索したのに、全然出てこない。
これではお客様が心配になるかもしれません。
ぜひ、どんな取扱業務があるのか、サイト上で紹介してみましょう。
カタログタイプのWEBサイトで、そんなにデザインにこだわらないなら、自分自身でどうにか作ってみてもいいでしょう。
ただ、いかにも素人が作ったWEBサイトだと、「この事務所はお金が無いのかな」と思われる可能性はあります。
それでも関係なく稼いでいる先生も大勢いるので、判断が分かれるところですが、ある程度デザインはきれいなほうがいいと思います。

そして、WEBサイトはカタログに過ぎませんので、自分からカタログを配ってまわらなければなりません。
要するに、せっせとお客様と何らかの形でつながって、名刺を交換し挨拶をして、そこで渡すものでWEBサイトのURLを告知し、興味を持ってもらってはじめてWEBサイトが活躍するのです。
カタログを勝手に手にとって勝手に眺めて依頼するお客様は、ごくわずかしかいないでしょう。
WEBサイトはカタログに過ぎないのだから、営業活動そのものは自分でやるのが大事です。

営業が苦手、営業活動ができない人は、しっかりと集客できるWEBサイトを作ろう!→専門業者へ依頼しよう

行政書士だけでなく、士業の中には
「営業活動が嫌だから国家資格をとった」
という人が一定数おられます。

しかし今や、どの資格であっても、資格を持っているだけであちらから仕事が来るという時代ではありません。
特に独立開業、自営業であれば、自分で営業活動をしなければならないでしょう。
とはいえその方法は、昔ながらの足で稼ぐ方法でなくても良いかもしれません。
営業活動が苦手なら、ある程度のお金をかけて、集客が見込めるような営業マンタイプのWEBサイトを作れば良いでしょう。
自分の代わりにWEBサイトに営業活動をしてもらうわけです。

簡単にその仕組みを書くと、まずSEOといって、検索したときに上位に表示されるような対策をとる必要があります。
検索結果に最初に出れば、それだけWEBサイトを見てもらえる可能性が上がります。
それから、WEBサイト内レイアウトその他を工夫して、どうにかして「お問合せ」をしてもらえるように誘導します。
その方法はさまざまにあるのですが、多種多様すぎるのでここでは割愛させていただきます。
例えば無料〇〇診断の申し込みが、そのままお問合せになっているようなケースがあります。
あとはチャットですぐに答えるAIを活用するサイトも、ちらほらと見かけるようになりました。

こうしたWEBサイトは、どうしてもカタログタイプのWEBサイトより高額になります。
また、WEBサイトの作成業者はピンからキリまであって、下手な業者に依頼すると、カタログどころか、どうにもならないWEBサイトを作られてしまうかもしれないから、業者をよくよく選ばなければならないでしょう。

そうそう!WEBサイトの制作を、業者に丸投げするのはやめましょう。原稿を支給し、必ず完成したものをよくチェックしましょう。
行政書士のWEBサイトでは、サイト内の文章を「丸パクリ」されたり、中にはデザイン(画像のほとんど)を盗まれたりするケースがあります。大勢の人が見ていますから、こうした行為はいずればれます。間違いなく。
これ、業者が盗むケースもあれば、行政書士自身が盗むケースもあるようです。
私はX(旧Twitter)をよくしていますが、この手の話題がしばしば流れてきて、皆さん苦労なさっています。
そして、業者が丸パクリしたWEBサイトであっても、信頼が失墜するのは依頼者たる行政書士本人です。

WEBサイトはみんなに見てもらおう

営業マンタイプのWEBサイトにしても、カタログタイプにしても、どちらにしろ検索エンジンへの掲載はすぐには行われません。反応は遅いと思って間違いないでしょう。
数か月かかるでしょうか。

WEBサイトをみんなに見てもらいやすくするには、頻繁に更新することがとても大切です。
頻繁な更新によって、そのWEBサイトが重要なのだと検索エンジンに認識されるのが基本のやり方で、これはずーっと一貫してほぼ変わらない部分です。

それから、FacebookやX(旧Twitter)などのSNSをしているのであれば、そちらでもWEBサイトを告知するといいと思います。

こんな人ならWEBサイトは不要

WEBサイトの重要性について説明してきたけれど、こんな人であれば、WEBサイトはいらないかもしれません。

1.親や先輩行政書士の地盤を引き継ぐ人。

2.アナログ営業での人脈が既に出来上がっていて、当面顧客が増えなくてもいい人。

3.アナログ営業が得意で、お客様とすぐに密接に関係を作れる人。

WEBサイトは、全く見ず知らずの人が、あなた自身に知られずにアクセスできるという特性があります。
だから、全然知らない人に向けてアプローチする必要が無いのであれば、作らなくても良いのです。

逆に、もっと顧客を増やしたいのであれば、いろいろな方法があるうちの一つとして、WEBサイトを活用するほうがいいでしょう。営業手段なんて、多くて困ることはないのだから。

まとめ 営業スタイル応じてWEBサイトを作ろう

どんなふうに営業したいかで、WEBサイトの機能を使い分けること。
それから、いずれにしてもWEBサイトは持っておいたほうがいいこと。
大事なポイントだからぜひ覚えてください。

営業が苦手だったり、あとは、忙しくなってきて自分で営業している暇がなくなったりしたら、営業マンタイプのWEBサイトが良いかもしれません。
でも、WEBサイトそのものに機能を持たせるということは、それだけお金や手間がかかります。
最初はカタログタイプのWEBサイトにしておいて、ある程度軌道に乗ったところで、WEBサイトを増やしたり、機能を持たせたりしてもいいかもしれません。

くれぐれも、WEBサイト制作業者はよく選んで

どうぞこちらも参照して → 【要注意】失敗を避けよう、WEBサイト制作業者の選び方。初心者が陥りがちな具体例を確認して、失敗阻止!

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この記事を書いた人

きくちのアバター きくち トマト行政書士事務所 代表

新潟市在住。トマト行政書士事務所代表。
家族はおちびと犬2匹、クサガメ1匹。

1日の移動距離が30km程度までならクロスバイクで移動。
それ以上は自動車で、新潟県内外を走り回り中。

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