単位認定試験が終わり、疲労困憊
1月27日、放送大学における今期の私の単位認定試験が全て終わりました。
(単位認定試験は1月21日、23日、24日、25日、27日、28日という日程でした。受講科目によって、試験の日程は異なります。大学なので。)
今回受けたのは5科目。
いやー厳しい戦いでした。
前期も5科目受けましたが、なんとかなりました。
でも後期で5科目は無謀ですね。
振り返ってみると、
- 11月~12月、体調を崩してずーっと抗生物質のお世話になり続ける生活。勉強どころじゃない。仕事と家事育児でいっぱいいっぱい(余った時間は睡眠)
- 12月、大量の仕事が舞い込む
- 年末年始のお休みは、1月1日~3日という状態
- 1月中旬、新潟市に大量の雪が降って、その対処(1日で0cm→80cmの積雪という奇跡)
やっぱり時間を作ることができませんでした。
だいたい、私の仕事は、12月と3月(年末と年度末)に仕事のピークがあります。
そんな時期に5科目は無謀でした。
冬は体調を崩しがちですしね。
家でも仕事して、なんとか締め切りに間に合わせる日々。
まいったな。
でも5科目の単位をとりたい
余裕のある人は、
「無理せずのんびり」
と言うかもしれません。
が、だがしかし。
私の辞書に「無理せず」なんていう言葉は見当たりません。
多少でも無理できる猶予があれば、容赦なく勉強時間にぶっこみます。
ガンガンガツガツ。
なんていってるから、1ヶ月以上も抗生物質飲みつづけているのに治らないなんてことになるのですが…
だから、1月下旬になって、ようやく体調を取り戻し、スケジュールも無理がきくようになって、「やっぱり5科目の単位とるぞ!!」となったのです。
仕事に穴をあけるわけにはいかないので、仕事のスケジュールと相談しつつ、なるべく睡眠を削り、家事を削り、時間を作って勉強。
「やらなくても死なない」片付けと掃除はもう、本当にやらない。
そんな毎日でした。
そして、私の最終試験は1月27日(土)の「心理臨床とイメージ」。
1月26日は試験が無かったし、この27日の試験に向けては久しぶりに徹夜して、とにかく勉強しました。頭に詰め込みました。
マークシートに「4」がずらりと並んだ日
(以下、facebookの放送大学グループに投稿した話とちょっと重複します。)
さて、いよいよ最終日の「心理臨床とイメージ」の試験。
私は放送大学の「心理臨床研修会」にも所属していて、コラージュ療法を学んでいるし、一方趣味で美術が好きで、ムンクや松園については本や美術館を通じて知っている部分も多かったので…今思えば、あんなに徹夜しなくても良かったんじゃないかと思うのですが…
とにかく、睡眠3時間で、受験したわけです。
こんなに少ない睡眠時間にしたのは、本当に久しぶり。
試験は13:15~。
当日は天候が荒れることもなく、スムーズに試験開始。
開始後5分程度で問題をひととおり解き終わって、さて見直すかな、と思ってマークシートを見てびっくり。
全部「4」に、ずらーっとマークが並んでいました。
試験時間中にも関わらず、「え?」と小さい声で言ってしまいました。
びっくりしたせいか、睡眠時間が少なくなって頭が少し変になっていたのか、そのずらっと並んだマークを見てまず思ったのが「私は夢を見ているのかな」でした。
それから、「これ、幻覚か?」
だって、ついさっきまで問題を解いていて、その答えが全部4ではないことを知っているので、目の前のようなマークシートはあり得ないんです。
それで、右目だけで見たり左目だけで見てみたりしたけれど、どうも間違いなく全部4にマークされています。
おそるおそる、消しゴムでマークを消してみたら、ちゃんと消えます。
ここでようやく、「どうやら現実として、私が全部4にマークしたらしい」と分かりました。
今思うと、全部4択問題なので、問題を解いて選んだ番号とは別に、選択肢を1~4まで読むわけだから、最後の「4」という選択肢の数字のほうが、頭に残っていたのかもしれません。
私は選択問題をするときに、問題用紙に○や×をつけておくのです。
例えば「不適切な番号を選びなさい」だったら、不適切と思われる箇所に下線をひいて、その選択肢の番号には×をつけ、それ以外の選択肢には○をつけるといった具合に。
後で見直ししやすいようにしてあるんですね。
だから、さっさとずらーっとならんだ4のマークは全部消して、さっさと書き直して終わりでした。
だから、全然困りはしなかったんだけれども……でもやっぱり、あの全部「4」を選んであったビジュアルは、衝撃的でした。
やっぱり睡眠時間を減らすのは、いけませんね。
思考回路が普通ではなくなりますね。
ちょっとぐらい徹夜しても大丈夫だと思っているのは、自分だけですね、きっと。
自分の能力を過信してはいけない。
来期は、夏に試験があるから、きっと睡眠時間を減らさないで大丈夫でしょう。
いやそれにしても、あのビジュアルは衝撃的でした。