成績発表をどきどきしながら待つこと
あぁあ、まさか成績発表でこんなにどきどきするとは思わなかった。
2度目の大学生活。
試験は余裕で終わり、「ほどほどに勉強してほどほどの成績をとる」のが理想だったはずなのに、現実を振り返ると、どうも理想とはかけ離れている。
ほどほどに勉強…のつもりが、日々のあれこれにすっかり予定が狂い、気がついたら試験期間直前。
必死に勉強した。
かなり集中して、勉強時間を作った。
今期は心理統計学の講義をとったわけだが、「心理系の統計学なんて余裕で単位とれるだろう」…とたかをくくっていたのに、試験直前になって、「いやまて、これで単位落としたら恥ずかしいなぁ」と教科書をめくってしまったのが運の尽き。
私は、1度目の大学生活で、理学部数学科を出ている。
ということは、数学が好きなのだ。
その中でも統計学は、決して好きなほうじゃなかったのだけれども、数式を書いているとついつい、のめりこんでしまうのだ。
気がつけば、「ぱらっと教科書めくっておこう」と考えていた統計学の勉強に、かなりの時間を割いていた。
ここらへん、学生時代と変わらない。成長した形跡が見当たらない。
成績表が送られてくる
さて、遠い昔の大学生活1度目はどうだったか忘れてしまったが、放送大学はけっこう、成績発表で盛り上がる。
少なくとも、Facebook上の放送大学バーチャルキャンパスはかなり盛り上がる。
放送大学は、インターネット経由で成績が確認できるし、その数日後に成績表が郵送されてくるのだけれども、みんな首をながーくしてそれを待つ。
楽しみにしているから、発表直後のサーバはアクセスしにくい状態になる(私は面倒なのですぐ閲覧を諦めて翌日確認した)。
ちょっと待てばいいのに、それが待てない人多数。
だから、ちょっとでも早く確認したくて、正式な発表前に「裏技」で単位がとれたかどうかだけでも確認するという人もいる。
裏技については、ここでは割愛。
大学って、こんなに成績で盛り上がるものだっけ?
こんなに「○A評価」(100~90点)取ろうと必死になるものだっけ?
熱心な学生が多いのが、放送大学の特徴の1つだろうなと思う。
ちなみに、私の成績は、ほぼ全部B(70~80点評価)。
一つだけ○A。
これ、心理統計学が○Aなので、あまりほめられたものじゃない…。
しかしまぁ、ほどほどに時間をつくって勉強し、ほどほどの成績をとるという当初の理想に近い結果だったなぁと思う。
結果が楽しみということ
社会人生活と違って、勉強というものは、しっかりやればそれなりに結果がついてくる。
そこが、勉強の楽しいところの一つなのかもしれない。
…と、みんなの盛り上がりを見ていて思うのだった。
がんばれば結果がついてくるって、実際のところ、学校の勉強ぐらいだ。
社会に出るとそうは行かない。
でも、人というものは、因果応報とか、がんばれば結果が出てくるとか、そういうことを信じがちなのだよ…(これ、心理学で勉強したことだけどね。)