時間をかけずに色鮮やか。時短で美味しいジャムの作り方。

割れたトマトを、直売所で格安購入しました。
たぶん1kgぐらいで300円…。
その代わり、本当にすごい割れ方で、巨大なトマト(おちびの顔サイズ)がひび割れて中から種などがこぼれ落ちつつありまして、絶対にすぐ消費しないと危険。
翌日には腐りそう。

こういうときは、トマトジャムを作ります。

日曜日の夕方に準備したけれど、今からちょっとだけ準備すれば、明日の朝30分ほど火を入れるだけで大丈夫。

目次

基本のジャム作り うちの場合

うちの場合の基本的なジャムの作り方です。

ジャムの材料と道具

  • 果物 or 野菜
  • グラニュー糖 or きび砂糖(果物 or 野菜の重さにたいして30~50%)
  • レモン汁

うちは、今回はトマトジャムですが、ナスなんかもジャムにします(意外とおいしい)。
とにかく、傷みそうなものを格安で手に入れるチャンスがあればそれでジャムを作ります。
逆に、そのまま食べてもおいしいものであれば、滅多にジャムにはしません。

グラニュー糖ときび砂糖は、なんとなく使い分け。
グラニュー糖のほうがあっさりした甘さなので、素材そのものの味や風味を活かしたいときはこちら。あっさりしたほうが良さそうな素材のときもこちら。
きび砂糖は、こくがあるので、こくのある美味しさを出したいときはこちらです。

レモン汁は、別にビンの100%レモン汁でもいいと思います。
ただ、あれ100%果汁と言いつつ、香料が入っているので、たまにジャムに変なにおいを感じます。
たぶん私の鼻が良過ぎるだけです。

  • ステンレスの鍋
  • シリコン製のへら

ジャム作りといえば、本当はホウロウがいいのだろうけど、うちには無いしジャムのために買うほどでもないのでステンレスの鍋。
ゴムべらならぬシリコンへらがあるので、それを使います。
木杓子なんかでも良いと思うんだけど、残念ながらうちにはありません。
あるもので適当に作ればいいと思う。

糖の量と保存期間のこと

糖の量を「30~50%」と書いたけれど、私は、素材が元々甘かったら糖分少なめにするとか、甘いのを食べたい気分だったら多目だとか、そんなにこだわっていません。
ただ、どうしても糖が多ければ、保存期間が長くなります。

長期間保存したいというのであれば、瓶をしっかり脱気してもいいと思うし、もしくは冷凍保存という手もありますが、それでもやっぱり糖の量によって保存期間が変わります。

うちはなんとなく、ガラス瓶で冷蔵庫保存にして、だいたい2週間~1ヶ月程度で使い切ります。
ガラス瓶は、しっかり熱湯消毒。

今回作ったトマトジャムのこと

それでは今回作ったトマトジャムのことを書いてみます。

材料

  • 割れトマト 800g(ヘタや傷んだ部分を取り除いた後の重さ)
  • グラニュー糖 320g(40%)
  • レモン汁 適当
  • ステンレスの鍋
  • シリコンへら

まずトマトをざく切り→鍋へ

ジャムの作り方って、そんなに難しいものではなくて。

たいがいの皆様がご存知のとおり、

  1. 材料を切る
  2. 鍋に入れる
  3. 煮る
  4. レモン汁入れる
  5. 完成!

…です。
ただ、我が家の場合は、煮る時間を少なくするためにちょっとだけ工夫をしています。

とはいえ。まず最初に材料を切って鍋へ入れるのは、通常どおり。
ここで、材料を入れる前に、鍋の重さをはかっておきます。
そうしないと、トマトの重さが分からない=糖の重さが計算できないので。

トマトは、味見してみたらけっこう薄味だったので、糖は40%入れることにしました。
また、トマトってうまみ成分である「グルタミン酸」「アスパラギン酸」がたくさん入っているので、あっさりとした甘みがいいだろうと思い、グラニュー糖を使うことにしました。

糖を入れて、一晩寝かせる

さて、材料を切り終わったら鍋へいれ、重さを量り、鍋の重さをひいて、トマトだけの重さを割り出し、その40%のグラニュー糖を上から入れます。
こんな具合にしてから、一晩寝かせます。

決して、すぐに煮てはいけません。

一晩寝かせます。大切です。

これが夏だったら、一晩寝かせているうちにトマト腐るかなぁと心配になりますが…
だから、我が家では、夏にジャムは作りません。
涼しくなったら作ります。

一晩寝かせると、トマトから水分が出ます。
それが、こちらの写真。
これ、また煮ていません。
一晩寝かせただけ。
けっこう水分が出ています。

強火で30分煮る!!

ご覧のとおり、ガンガン強火で加熱。
十分に水分が出ているからこそできる技です。

私には、丁寧なジャム作りを愉しむなんていう余裕はありませぬ。
皆無です。
いかに手際よくさっさと作れるかが勝負。

ちなみに…今回は30分強火で加熱でしたが、材料によって、材料から出ている水分量が違います。
当然、加熱する時間も違ってきます。
火の強さだって、材料によって・ガス器具によって違ってくるでしょう。
焦げない程度に適度に調整してやりましょう。

さくっと出来上がり!

加熱する時間が短いせいか、色鮮やかです。

こうして時短化することにより、時間短縮が可能となります。
また、既に水分が出ているので、焦げ付くリスクが減ります。

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この記事を書いた人

きくちのアバター きくち トマト行政書士事務所 代表

新潟市在住。トマト行政書士事務所代表。
家族はおちびと犬2匹、クサガメ1匹。

1日の移動距離が30km程度までならクロスバイクで移動。
それ以上は自動車で、新潟県内外を走り回り中。

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