針山がぼろぼろなのがずーっと気になっておりました。
…で、針山買おうかと思いつつ、でも手芸店は私にはなんだか敷居が高いのです。
何せ「ミシンで手を縫う」人間ですからね。
手芸店へ行く=手芸の上手な人だと勘違いされたらどうしよう!?というアホ過ぎる妄想が広がってしまい、近寄れません。
そんなわけで、どうしようかなとウジウジ考えていたら、どうやら針山というものは簡単に作れるらしいと知りました。
我が家にはちょうど、こんなものがありました。
- 使い道の無いハギレ
- クラフト用の胡桃の殻
- ポリエステルの綿
- ミシン油
- 木工用ボンド
そして、もめん針ともめん糸。
お裁縫箱をひっくり返したら、新品の木綿針が出てきました。
誰が買ったんだろう…(私がずっと昔に買ったんだろうけど)
うん、これなら作れる。
作れるぞ私!!
以下、「ミシンで手を縫う」レベルの人でも作れた(笑)、ピンクッションの作り方まとめです。
うちにはたまたまくるみの殻があったので、それを使いましたが、胡桃の殻が無かったら、以下のようなもので作ったと思います。
- おままごとの食器
- 小さな耐熱陶器
- 園芸の、飾り用のバケツ
…etc。100均へこのまえ久しぶりにいったら、可愛い(けど何に使うのか不明な)小さな器っぽいものがいろいろと売られていました。
ああいうのにピンクッションつめてもかわいいかも、と思いました。
直径11cmの円形に布を切る
今回、くるみの殻(クラフト用、なぜか大量に家にある…)は楕円形に近くて、約4.5cm×3.5cm。
だからクッションが直径4cmぐらいの丸になればちょうどいいかなと考えて、直径11cm程度の円形に布を切りました。
台所で器をはかり、ちょうどそのぐらいの器を使用。
なぜ11cmかというと…適当です。
勘です。
理系人間ですが、ここでは計算なんかしていません。
次に、切った円の内側5mm程度のところを縫う
ちょっと写真を失敗しましたね、分かりにくいですが…
円の内側5mm程度のところを縫いました。
ふちをかがったりしないで、ざくざく縫います。
周りを縫ったら、糸を引いてしぼり、綿をがんがんつめる!
周りを縫い終わったら、留めずに、糸を引っ張ります。
こうすることで袋状にするのです。
袋状にしたところで、綿をがんがんつめていきます。
綿の量は、多め。
かなりつめないと、ピンクッションとしては使いにくくなると思います。
ふにゃふにゃやわらかな針山っていうのもねぇ…。
下の写真が、綿の量の目安。
糸きり鋏や、針などで大きさを見比べてみてください。
といっても、綿なんて膨らませようと思えばいくらでも膨らむでしょうから、ご参考までに。
とにかくつめられるだけばんばんにつめる感じです。
綿の真ん中あたりに、ミシン油を3滴。
針のサビ予防。
つめたら、糸を完全に引き絞り、念のために対角線に縫ってから玉どめ。
完成
最後は、くるみの殻に木工用ボンドで接着して、完成です。
意外とかわいい!!
私でもこんなにかわいいものができるだなんて。
感動して調子に乗ったワタクシ、この連休は台風で外出が難しいので、今日は針山をたくさん(といっても7個+おちびに1個、私に1個)つくりました。
友人への小さなプレゼントにしようかな、と。
昔からの友人たちには、毎年必ず、お誕生日にバースデーカードを送ることにしています。
そこに、気が向くと、ささやかなプレゼント…というほどのものでもない何かを添えることにしています。
この前送った友人には、箸袋を添えました。
たまたま、友人のペンネームがデザイン化されたような柄の箸袋を見かけたので。
次回の友人から、7人、針山添えることにします。
楽しみ楽しみ。
みんな、私が「ソーイングが不自由」な人だとよく知っているから、私が作ったと言ったらきっとびっくりします。
最後におまけ
針山の作り方動画をYoutubeで見かけたので、はりつけてみます。
今回私が作ったものとはサイズが微妙に違いますが、作り方はほぼ同じです。