カゼひいたら作るスープ

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かかりつけの医者が怖いときに飲むスープ

ここだけの話、かかりつけの医者が怖い。
対応が、私にだけ厳しいような気がする。

もしかすると、私の被害妄想かもしれない。
でも、うちの実家の人も、みな同じ医者にかかっているのだが、どうやら私にだけ厳しいことをおっしゃる様子だ。
理由は分からない。
想像してみると……この医者、うちの亡き父とお付き合いがあった人なので、あんまり突然にうちの父が亡くなったからいろいろとご心配をおかけしているのかもしれない。
ちなみに、父が生前、私の話をこの医者としていたらしくて、なんだか酷い話が伝わっている可能性がある……他に思いつく理由が無い。
とはいえ、父がかわいい娘(つまり私)の悪口を言う理由が分からない。

とにかく、我がかかりつけの医者は厳しい。

かぜが軽症のうちに行くと、「どこが具合悪いの」と質問される(当たり前だ)。
素直に、「のどがちょっと痛い」「寒気がする」「今はたいしたことはないが、なんとなく酷くなりそうな気がする」といったことを申し上げる。
すると、「そんなにのどはれていないけどなぁ。本当?」と私の発言を疑い、あるいは「なんとなくに出す薬は無いなぁ」などと冷たいことをおっしゃる。
いや、おっしゃることは分かるのだ。
分かるのだが、ほかにどう言えというんだ。

実家の人にきいても、誰もそんな対応はされないらしい。
おかしい。

さりとて、悪化してから行くと、「なんでこんなになるまで放っておくの!」と叱られる。
のどを見るときの顔がとっても険しくなる。
別に放っておいたわけじゃなくて、なるべく早く寝るようにしたり、あれこれ自分なりに手を打ってみたもののどうしようもないから医者にかかるんじゃないか。
…と思っても、決して「先生が怖いから来たくありませんでした」などと言ってはならない。
うちの実家の人は素直にそう言ったらしいが。
(でも怒られなかったそうな。ナゼ!?)

以前、先生が怖いから…というよりも、あまりに熱がしんどかったので、ついつい家から最も近い医者にかかったことがある。
よりにもよってそのときに誤診発生。
咳が酷いカゼなのに、なぜか「咳喘息」と診断され、「いや先生、熱もあるのですが」とか「ここ最近カゼはひいていなかった」と訴えてもあくまで「咳喘息」と言われ、クスリが処方された。
咳喘息のクスリといえば、アレルギーのクスリであるからして、免疫をおさえこむことになる。
カゼ引いているときに免疫を弱まらせたら、致命的だ。
おかしいなぁと思いつつ、これだけ言っても医者が言うんだから間違いないだろうと咳喘息のクスリを飲んだところでどんどん悪化し、これは予想通りに誤診だなと思って、熱でふらふらしつつ、しかたなく(その日は週末だったので)休日救急診療へ。
事情を話して、休日診療のお医者さんにクスリを見せたら「もう飲んじゃいけません」と言われた。
休みが明けたところで致し方なくかかりつけ医へ行ったら、ものすごく怖い顔をされた。
まぁ…久しぶりに来たと思ったら、他の医者にかかって誤診されてカゼがひどくなって肺炎ですっていうんだから、怒るよね。
気持ちは分かる。
分かるけど、弱まっているときに怖いのはカンベンしてほしい。
いつも以上に怖い顔して、しかも無言っていうのは本当にまいる。
特に、誤診した医者の名前を出したときが大変恐ろしい顔になった。
そんなに怒るなら、「どこの医者かかったの」って聞かなければよいじゃないか。
今度からは、どんなにしんどくても、他の医者には行かないにしようと固く誓った。

とってもとっても怖いけど、大変腕がよろしいらしい。
我が父は医療関係者だったから、まぁ間違いなく腕がよろしいのだろう。
今までを振り返ってみても、誤診された覚えはない。

たまに、受診しても叱られないこともある。
そういうときはそういうときで、「あれ、大丈夫かなぁ」と心配になる。
私悪いことしましたっけ?
このまますんなり帰ってもいいのでしょうか?
そんな気分になってしまう。

前置きはこのぐらいにして、レシピ

今までが前置き。
ひどい長さの前置きだ。
しかしまぁ、カゼひいても医者に行きたくない事情がお分かりいただけたと思う。

じゃぁ、どうするのか。

何せうちのおちびはただいま3歳、保育園で頻繁にカゼをもらってくる。
おちび本人は大変元気で、熱を出しても元気なのだが、問題はその後。
おちびの看病で弱まった私におそいかかるカゼの猛威は恐ろしい。
どんなに気をつけたって、おちびが一晩中すごい咳をしていたら(しかし本人は寝ている)、眠りが浅くなってしまい、疲労が積み重なって、カゼひいたら簡単に悪化する。
しょうがないのである。

カゼをひくのがしょうがないのであれば、カゼ薬代わりのものが必要になる。
今日はそのカゼ薬代わりのスープレシピを…

切り干し大根の食べるスープ

ベースとなるのはこのリンク先のレシピだ。
ねぎ、にら、にんにく、切干大根、しょうが。
そして卵(たんぱく質)。
このレシピ、お作りになった人はどうお考えか分からないが、かぜにぴったりの中身だ。

ただ、我が家のアレンジでは、このレシピどおりではない。

まずニンニク。20161029a

1/2かけではなく、1個(1片ではなくまるごと1個)入れる。

にらと葱も大量。20161029b

ニラは1束、ねぎは2本。

それから、しょうが(写真とりわすれた)。
しょうがも丸ごと1個だ。

こうして作ったスープを、なるべく飲み続けるのである…。
ただし、レシピをご覧のとおりに悪臭注意なので、スケジュールを確認しながら飲むことになる。
くれぐれも、大切な商談の前日や、デートの前日等にこれを飲まないこと。

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この記事を書いた人

きくちのアバター きくち トマト行政書士事務所 代表

新潟市在住。トマト行政書士事務所代表。
家族はおちびと犬2匹、クサガメ1匹。

1日の移動距離が30km程度までならクロスバイクで移動。
それ以上は自動車で、新潟県内外を走り回り中。

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