新潟県糸魚川市フォッサマグナミュージアム内「化石の谷」で化石発掘体験!

世の中は、10連休でした。

私の仕事は、自営業(行政書士)。
この連休は、役所も銀行もお休みですから、
・お客様と打ち合わせ
・書類作成
以外は何もできません。
学童保育も10連休だから、子どもが必ずいます。
まだ1年生ですし、そうそう静かにしていてくれるわけもなく。
なかなか仕事できません。

そこで開き直ることにして、書類作成以外は、なるべく子どもを連れて遊びに出かけることにしました。
よく考えてみると、あと数年したら、「出かけよう!」と誘っても一緒に出掛けてくれないだろうし。
今だけいまだけ。

簡単なお弁当作って、ちょっと遠くへ出かけよう。
おにぎり、卵焼き、プチトマト、ゆでブロッコリー、肉団子。
これらを重箱につめて、水筒にハト麦茶をいれて、出発です。

我が家のおちび、保育園のころから「原人」だの「猿人」だのが好きで、その次に恐竜や古生物が好きです。
この連休に、新潟県立自然科学館で開催された「恐竜展」へ行ったところ、「恐竜の骨を掘ってみたいなぁ」と言い出しました。
恐竜の骨じゃないけど古生物なら…。
ふと思いついて、化石を掘りに出かけることにしました。

今でも大切にしている、私の宝物の1つに、「魚の化石」があります。
子どものころに、自分で発掘したものです。
自分でも掘れるのか!とびっくりしたし、すごくたのしい思い出になりました。
そこで、おちびを連れて発掘してみることにしたのです。

目次

化石の谷で、化石の発掘体験

「化石掘ってみたい!」

「化石の谷」は、糸魚川市のフォッサマグナミュージアムの敷地内にあります。
私が子供のころに発掘したのはどこだったか、忘れてしまったので、「小学生が安全に発掘体験できる」場所を探した結果、化石の谷へ行くことにしました。

化石の谷は、小学生以上が対象です。
フォッサマグナミュージアムの中の受付で受付して、書類を書き、1人300円支払います。
すると、「許可証」(化石を掘ってもいい時間が書いてある、1回2時間まで)とゴーグル、ハンマー、化石を入れるバケツを貸してもらえます。
化石を掘らない人も、化石の谷に入る人はみんな、お金を支払う必要があります。
フォッサマグナミュージアムの中を見ない人は、ミュージアム側の料金を払う必要はありません。

化石の谷では1回につき、発掘した化石を3個まで持ち帰ることができるそうです。(今年から3個になったとのこと。)

なお、堀った化石は、学芸員さんに、何の化石なのか見ていただくことができます。

気分は佐渡金山の人

化石を掘る私。おちび撮影。

どれが化石なのか、それともただの石なのかよくわからない…

丁寧にそこらへんの石を見て、化石らしいものがなければ、ハンマーで石を割ります。
化石については、最初の受付で化石の標本をいくつか見せてもらえるほか、発掘場所に化石の写真が表示されていて、自分が掘ったものと比べて確認することもできます。

とはいえ、なかなか、ザ・化石といえるようなものは見つからず四苦八苦。

サンゴっぽいけど、きれいに見えていない…とか。
ほんのちょっとだけ化石が出ていて、パッと見ではわからない…などなど。

石を割り続けること1時間経過したころ。
思うようなものが見つからなくて、だんだん、佐渡金山の中の人の気分になってきました。
「なじみの女にあいてぇなぁ」
とつぶやきながら石を割る、私とおちび。
(二人とも佐渡へ行ったときに金山を見てきたので。このセリフは佐渡金山の有名な?人形がぼやくセリフです。)
化石の谷は、あちらこちらからコンコン石を割る音が響いて、「金山ってこんなだったのかな?」という雰囲気。
私とおちびは金山気分でしたが、私たちのお隣にいた人は、「俺たちさぁ、金払って石を割る仕事してないか?」とぼやいていましたから、みんな多かれ少なかれこんな気分になるようです。

発掘したばかりの化石。あとで学芸員さんに見ていただき「コケムシの化石」と判明。
サンゴの化石。これがサンゴですよ、と、赤鉛筆で印してもらいました。

しばらく石を割り続けたら、いくつか、化石らしい化石を見つけるのに成功しました。

あー、よかった!

持ち物は、子どもの着替えを忘れずに!

ズボンも服も、かなり白くなったおちび。発掘を満喫。

今回、準備していった持ち物です。どうぞ参考にしてください。

  • 滑り止めつきの軍手
  • 子どもの着替え

子ども用の滑り止めつき軍手は、100均(セリア)で買いました。
私の軍手は、園芸用に使っているものが指先まで滑り止めでおおわれているので、それを持参。
以前は軍手も貸していただけていたそうですが、今は持参しないといけないようです。

子どもの着替えについては、写真のとおりで、石をたくさん割るので石の粉で白くなります。
そこらへんに座ってしまうと、お尻が真っ白になります。
だから、大人の着替えがあってもいいかもしれません。

おちびの感想

「恐竜を掘る仕事はやめておく」

ずーっとハンマーで石を割り続けたおちび。
化石を見つけて感動したかと思っていたのですが、帰りの車の中で、
「恐竜の骨を掘る仕事はやめておく」
とのこと。

えー。どうして?

「だって、なかなか見つからないんだもん。」

いやぁ…恐竜の骨って、なかなか見つからないから、貴重なんだよ。
「見るだけがいい。施設の中で実験するだけがいい。」
えー。施設の中で実験するようなお仕事も、なかなか成果につながらない大変な仕事だと思うんですけど…。

そんなこんなで、おちびの化石発掘は終了したのでした。
コケムシの化石とサンゴの化石、ちょっとわかりにくいんだけど貝の化石なんかも見つけることができました。

私は楽しかったです、また化石掘りたいな。

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この記事を書いた人

きくちのアバター きくち トマト行政書士事務所 代表

新潟市在住。トマト行政書士事務所代表。
家族はおちびと犬2匹、クサガメ1匹。

1日の移動距離が30km程度までならクロスバイクで移動。
それ以上は自動車で、新潟県内外を走り回り中。

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