
迷わない犬にトイレを教えるには
ふつうの犬は、トイレ…つまりうんちやおしっこをするとき、くるくる回ります。
その場をくるくる回ったり、そわそわと辺りを歩き回ったり、個体差があるけれど。
ところがボンボンは迷わない女。即決。
兆候なく突然しゃがんで、オシッコしちゃう。
これは困ったことになりました。
今まで、複数の犬と暮らしてきたしトイレを教えてきたけれど、兆候なしは初めて。
ふつうだったら、そわそわしはじめた犬を犬のトイレへ抱えて連れていき、おしっこやうんちをしたら褒めて、これが良い事なんだな!という体験を繰り返します。
犬は飼い主が喜んでいるのを一緒に喜ぶので、「ここでおしっこしたら喜ぶんだな」と覚えてもらうのです。
兆候なしならどうやってトイレへ連れていくんだ?
こんな難問にひとまず成功しはじめましたので記録しておきます。
基本は同じ、褒めて教える
簡単にいうと、コマンド「おしっこ」「うんち」を覚えてもらいます。
コマンドというのは「お手」とか「おすわり」のような、犬に支持を出す言葉です。
ふつうだったら、犬がトイレへ行きたくなったときにトイレへいってしてもらうようにするのだけれど、ボンボンはトイレへ行きたくなるそぶりが無いので、トイレをこちらから指示してしまうのです。
食後など、ゲージ内でおしっこやうんちをしそうなタイミングで、ゲージに閉じ込めたまま出しません。
見ている間ずーっと「おしっこ!おしっこ!」と言い続けます。
おしっこしたら狂喜乱舞してからゲージの扉を開放し、ボンボンと一緒に再び狂喜乱舞。
これを繰り返すこと一週間、ボンボンは「おしっこ」というとおしっこするようになりつつあるのでした。
こうやって書くと簡単そうですが、実際には声をかけてもなかなかおしっこなんてしませんし、うっかりタイミングを逃してトイレではない場所でおしっこをしてしまうし、なかなかうまく進むものではありません。
私がが教えていることはあくまでも「おしっこ」と言ったらおしっこをするだけだから、タイミングを逃して失敗してしまうのは私の責任。
兆候なしでトイレする犬のしつけは気長にやらないとね。前途多難。
とはいえ、「おしっこ」と言えば必ずおしっこするし、おしっこが溜まっていなくても絞り出して少しでもおしっこをするし、しつけ成功へと近づきつつあります。
最近の悩みは、トイレでおしっこしたい気分じゃないとき、ボンボンはトイレにちょっとおしっこをして、ゲージから出してもらい、自分がおしっこした場所へ全力で走っていってそこで大量におしっこをするんだな…犬って、おしっこを自由に止めたり出したりできるの、知りませんでした。