私が最近弱っているのは 毎日「なんとなく」食べているからかもしれない(小倉朋子 著)読後レビュー

「なんとなく」ごはんを食べている人はこれを読むと生活の質が上がります。

たぶん。

買ったわけ、読んだわけ

この本を手に取った理由その1は、けっこうくだらない。
久しぶりに一人で本屋さんをうろついていたら、本の表紙にトマトのイラストがかいてあったから。
それだけだ。
残念ながら、最近弱っていたわけでも、「なんとなく食べているなぁ」と思っていたわけでもない。

そこからなぜ、購入に至ったかというと…

ぺらっとページをめくってみて、「この本は今までに無い食育の本かもしれない」と思ったからだ。

だらだら食べの猛者

我が家のおちびは現在3歳だが、この本を買った当時は2歳で、だらだら食べが凄かった。
最長記録が2時間。
育児書を参考に、「時間を区切って(30分)途中で食事を下げてしまう」とか、「量を減らして足りなければお代わりさせ全部食べるという満足感を与える」とか、あるいは「根気よく全部食べさせる」などの対処をそれぞれ2週間以上やってみたものの事態が好転せず、保育園の先生もタイマーを導入するなどしてくださっているものの、だらだらしたままだった。
だらだら食べの猛者と呼ぶにふさわしいのではないかと思う。

おちびはいい意味でも悪い意味でも賢いし、性格が豪胆というか、マイペースというか、自分を持っているというか…。
よく言って聞かせても、厳しい口調で叱っても、内容に納得しない限りは全然反省しない。
だから、時間を区切って食事を途中で下げてしまっても平気。
空腹感で困るということがあまり無いタイプらしい。
好きなものだけささっと食べて、あとはだらだらしている。
量を減らして足りなければお代わり…という方法は、あまり意味が無かった。
満足感はどうでもいいようだ。
好きなものだけ食べて、平気な顔をされてもこまるので、根気よく全部食べさせることになるが、コレが結局、元通りのだらだら食べにつながっている。

保育園だと、他のお友達がさっさと食べ終わって遊び始めると、ちょっと焦ることもあるらしい。
そういう時は、急ぐ。
でも、そもそも遊ぶことにそんなに執着していないらしく、お友達が遊んでいるのをちら見しつつマイペースを貫くこともある。
食べ物で遊ぶわけではない。
気が済むまでよく噛んだり、自分の理想どおりの適量がスプーンですくえるまでがんばってみたり、天井や窓の外を眺めてため息ついたり(考え事??)している。

こどもの食育、おとなの食育

ただちょっと私には、おちびへの食育に違和感があった。
あれこれ育児書を調べてみて、分かったこと。
幼児期の食育は、「30分経ったら途中で食事を下げる」といった内容がメイン。
食事という習慣を、外側から形成していく感じだ(幼児期は言葉があまりよく通じないから仕方ないけど)。
時間内に食べ終わるのも食育の一つという意見があるのも分かるが、やみくもに時間ばかりを強調しているように思えて違和感がある。
たぶん、おちびに必要なことは、そこじゃないのだ。
言葉にはできないのだけれども、おちびはもっと根本的に、食育するべきであり、食事に興味を持たせる何かがおちびには足りないのだ。

我が家なりの食育の一環として、ミニトマトやハーブ、みかんなどを育てて、おちびにも水遣りを手伝いさせたり、収穫を手伝いさせたりしていた。
自分がつんだミニトマトは、おちびは興味を持つ。
でも、お店で買ってきたトマトは、だらだら食べの対象だ。
何かいまひとつ、足りないのだ。
まだ2歳(現在は3歳)のおちびなので、焦る必要も無いのだろうけれど、今からできる何かがあるのなら、やるに越したことは無い。

そんなことを考えていたときに現れたのが、この本なのだった。

食育の新鮮な視点

この本をぱらっとめくってみて、思ったのが、「こういうのとらえ方もあるのか」だった。
栄養やマナー、ダイエットといった切り口ではない食事の本。

もっと根源的な部分から食事を見つめなおす本。

この本を読むまでは、自分がなんとなく食べているとは思っていなかった。
しかし、この本を読んでみて、書かれてあることを実践した今、振り返ってみると、なるほど、「毎日なんとなく食べていたなぁ」と思うのである。

結論

この本を、100%遂行することは難しい。
私には、そこまでの時間的な余裕は無い。

しかし、この本に書かれてあることを、おちびと一緒に実践できる部分は実践してみている。
少なくとも前よりは、おちびは食事そのものに興味を持つようになった。

だらだら食べ卒業には至っていないが、以前よりもきちんと食事(食べ物)を見るようになった。
生の野菜の味を、きちんと確かめながら、おちびはよく噛んで食べる。
やみくもに「早く食べろ!」「30分で終われ!」と時間ばかりを強調するよりも、よほど良い結果になったのではないかと思う。
早く終わるばかりがいいわけではない。
せっかくの食事なんだから、よく味わって食べよう。

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